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生活レベルで見えてきたベトナムとわが国日本との繋がり

2014年12月26日

ホーチミン地下鉄建設事情

現在ホーチミン市では地下鉄工事建設がおこなわれています。建設中の地下鉄1号線現場はホーチミンシティーのメインストリートの一つであるNguyenHue通りを完全に封鎖し、ベトナム初の地下鉄工事がおこなわれています。

工事現場は防護柵で覆われておりますが、その防護柵にはホーチミンシティーの未来像が記された夢を抱かせてくれるポスターが張り巡らされています。そこに、一際目立つのがベトナム国旗に横並ぶ日本の国旗であります。ひと目でわが国JAPANが協力・関係していることがわかる状態で、ベトナムとわが国JAPANの親密な関係を窺い知ることができます。

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ホーチミン地下鉄はホーチミン市で2020年に完成が予定されている地下鉄建設計画です。ベトナム初の本格的な鉄道建設事業で、国際協力機構(JICA)が日本の技術の活用などを条件とした円借款供与(日本による政府開発援助ODA)がおこなわれているそうです。

日本の建設会社によるジョイントベンチャーが日本の土木建設技術を引き下げで工事を行い、車両・各種設備においては日本の車輌大手メーカーが約370億円をかけて日本の技術を導入するとの内容でした。ホーチミン市の車とバイクの合計台数は既に580万台、これに周辺の省からの100万台のバイクや車が加わり毎日市内を動き回っているため、貧弱な道路整備と交通規範の欠如によって毎日いたる所で大渋滞を引き起こしています。

この解決のために道路の拡張整備、駐車場の開発、立体交差、新しい橋、そして現在の交通手段変革の目玉である地下鉄工事にわが国日本が一役を担っているとの事で、非常に誇らしく思うのは私だけではないことでしょう。

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近郊型大型ショピングモールイオンがホーチミンに進出

ついにわが社があるVISP工業団地の直ぐ隣にイオン2号店がオープンしました。まさに過去日本で生活スタイルを一変させた近郊型のショピングモールがベトナムホーチミンにも出来たのです。ホーチミン近郊市外地の生活スタイルを変える出来事になるかもしれません。

勿論、日本の店舗は多く入っているのですが特に日本を強調しているのが旅行会社のHISや100円ショップ(ベトナムでは4万ドン:約200円)のダイソー、雑貨店、惣菜店です。日本式スイーツのお店もありました。特に抹茶のスイーツは現地の方に人気があります。社員からモール内にある廻る寿司での体験話を聞きましたが、オーダーを頼むと1時間程度待たされたそうで、見掛けとサービスのギャップはまだまだありそうです。

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今まさに生活レベルで見えてきたベトナムとわが国日本の新密感は、現地に滞在する日本人の居心地の良さと比例し、我々現地に住む日本人としては非常に好ましいことであります。

これからますますの日本企業進出ならびに国民間の交流が多くなることを期待いたしております。