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香港での映画ロケ地巡り

2017年9月1日

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映画の街、香港 アジアのハリウッド

映画で有名な街といえばハリウッドが真っ先に浮かんでくると思いますが、アジアのハリウッドと言われている香港も数多くの作品が生まれています。香港映画は1970年に「燃えよドラゴン」により黄金時代を迎え、主演したブルース・リー(李小龍)によりカンフー映画が世界的に有名になり、没後はジャッキー・チェン(成龍)によりさらなる発展を迎えていきます。

またロケ地としても多くの場所が使用されており、その背景には最先端の高層ビルが並ぶ金融の中心地である香港と古き良き変わらない昔ながらの香港の町並みとのコントラストが魅力である事が挙げられます。今日は香港に点在する香港映画のロケ地を一部紹介したいと思います。

星光大道(Avenue Of Stars)
ブルース・リーの銅像

まずは観光地としても有名なブルース・リーの銅像から。改修工事の為、従来のプロムナードから少し移動した星光花園へ移動しています。改修工事は2018年末に完了予定と なっており今まで背景に見えた夜景からビル群に変わってしまい少し残念な景観に なっています。

手形も同様に移動しており写真は ジャッキー・チェン(左)と故人なので手形は無いですがブルース・リーの記念碑となります。

ジャッキー・チェンの手形
ブルース・リーの記念碑
永安百貨(Wing On Plus)
永安百貨(Wing On Plus)

1985年に公開されたジャッキー・チェン主演の「ポリスストーリー~香港国際警察~」で終盤の舞台となりました。写真2階部分から5階下の地下までジャッキーがポールをつたい、次々と電飾を破壊しながら下まで降りるシーン。実際に行ってみますと、かなりの高所で足が震える程です。

現在も百貨店として営業をしています。

重慶大厦(チョンキン・マンション)とヒルサイドエスカレーター
重慶大厦

重慶大厦

ヒルサイドエスカレーター

ヒルサイドエスカレーター

どちらの箇所も1995年公開の金城武主演の「重慶森林~恋する惑星~」での舞台。

(写真左)重慶大厦は映画冒頭にて金城武とブリジット・リンが出会うシーンで使われています。

昔はあまり治安が良くない場所として地元の方も近寄らない箇所でしたが、現在はガイドブックでも紹介されるほど改善されています。

(写真右)こちらは香港金融の中心に有り、全長800mの世界一長いエスカレーター。

主演しているトニー・レオンが住んでいるマンションのすぐ近くとなります。

集合ビル群
集合ビル群

最近では2014年に公開された、「トランスフォーマー~ロストエイジ~」にて舞台となったマンション群です。一言でいえば圧巻の景色でした。5つの建物が“コ”の字形に密集しています。

最近では観光客からもクローズアップされている箇所で撮影当日もかなりの観光客が訪れていました。

蛇足ですがこちら299Sqft(27平米)の広さで1ヵ月の賃料が12,000HKD(約14万円)となり、香港の住宅事情が表れております。

最後に

ここでは何点かに絞ってご紹介しましたが、まだまだ数多くの舞台となった場所が有ります。

舞台となった場所を調べて実際に映画を見て、その場所を訪れるとまた違った楽しみもあります。

しばらくは映画観賞の日々が続きそうです。

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