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コロナウイルス蔓延によるロックダウン収束から半年後のホーチミン生活

2022年6月1日

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みなさま、シンチャオ!こんにちは!

久しぶりのブログ担当を仰せつかり身震いをしております。

2年半もの期間一時帰国ができず、正しい日本語を忘れていそうで、表現がおかしい部分があるかもしれませんがご容赦ください。

さて、ホーチミンは昨年の過酷なロックダウンが10月に解除されてから現在は一転して「withコロナ」です。

コロナウイルス感染者数の「カウントをやめる」との宣言をした省などもあり、実態がわからない状況ですが、私も含め、みなさんベトナム政府の方針に従い「withコロナ」の生活にも慣れてきました。

テーマからは外れる部分もあるかもしれませんが、だらだらとホーチミンの「withコロナ」の模様をつづらせていただきます。

◆屋台飯(B級グルメ)を満喫

厳しいロックダウン明けの数か月は屋台も散在する状態になっておりましたが現状は完全復活といっても良いでしょう。

写真はベトナムのKEBABです。

串で刺した豚肉を薄くナイフで削ぎ落し、パテを塗ったパンに挟んでくれます。

お値段は1個は2万5千ドン(125円)でローカルプライスそのもの。ベトナム人にとってなかなか手の届かなかった外国料理がどんどん身近なものになっておりベトナム式に変化しているところを発見するのがなかなか楽しいです。

道端を歩いていると屋台のおばちゃんに引き寄せられ、なにやら得体のしれない食べ物をメニューから選べる屋台です。

ベトナムトウモロコシ炒め“バップサオ”と言う食べ物を恐る恐る選びました。

注文してから、屋台横にある怪しいげなプロパンコンロを使い中華風フライパンで炒めてくれます。

とうもろこしを、干しエビやネギと一緒に炒め、味付はマーガリン、唐辛子、砂糖、を加えています。

1人前で2万ドン(100円)。ビールを飲まない学生さんや子供のおやつの定番だそうです。しかしビールのお供にはもってこいの味でした。

隣の屋台にも目移りしました。SUP CUAという蟹をベースにしたとろみがあるスープです。

同じく2万ドン(100円)でしたが、ベトナム産の蟹身がたくさん入っており、これはそれなりの陶器などに装うと高価な料理になりえます。

◆ローカール店の麺料理

写真は「フーティウ」という麺料理です。有名なフォーはハノイ発祥・フーティウは南部発祥でホーチミンでは「フーティウ」が好きなベトナム人が多いと聞きます。

麺はお米を半乾燥させてから裁断する為、うどんのようなこしがあります。干しエビベースのスープに豚煮・チャ-シュー・エビなどが入っています。

口当たりの優しいスープは麺にかけてもそのままでもOK。底に潜む角煮のタレのようなソースにからませてお好みでチリソース・ベトナム醤油をまぜまぜすると味変し、いろなんな食べ方を楽しめました。
価格は4万ドン程度(200円くらい)

写真は今流行り?のタピオカの麺にベトナム産蟹で出汁をとった現地の外国人の中で大人気の麺料理の一つだそうです。

蟹は丸ごと一匹が麺の上に乗っており、蟹身もたくさん入っています。見た目はグロテスクですがスープの味はお上品で最高でした。

名は「バンカンゲー(Banh Canhj Ghe)」と言い、ぜひ機会があればチャレンジをしていただきたい一品です。

蟹の大きさで価格が決まるようで、今回選んだものは現地では少し高く感じる8万ドン(450円くらい)でした。

最後に昼夜ともに景色が最高のカフェにお邪魔しました。このような南国を感じることができるカフェがホーチミンには山ほどあります。

久々にB級グルメ・ローカル麺料理もよかったですが、やはり気分を落ち着かせてゆっくりと食事ができる方がパンデミックで痛んだ心も癒されます。

外国人の観光客で潤っていたレストランやお土産屋さんは現地人で集客ができるような思考を凝らし、大変な努力も感じられます。

未曽有のパンデミックが残した爪痕はまだまだ残っおりますが、ベトナムの最大の都市は道しるべとなり前向きに将来へ向かっております。

現地駐在員の多くが願っている事だと思いますが、是非、パンデミックの終息後はベトナムホーチミンに一度はご旅行されることをおすすめしたいと思います。

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