昭和化成工業株式会社のタイ現地法人SHOWA GLOBAL (THAILAND) の「Ｋ」です。他の現地法人ベトナム、大連に続き、現地の文化などに関する記事を掲載させていただきます。

とても親日なタイ

かつて初めてタイに来たときには、その親日ぶりにはとてもビックリしました。ベトナム戦争時代などに欧米の文化も多く入り観光の国として発展しているのは有名ですが、昔からの日本と同盟関係のあるタイではとても親日です。日系企業もとても多く進出し、その地域、日本人・日本語だらけの日本人街と言われる場所も数カ所もあります。

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日本人街の一つ「タニヤ通り」。ここは日本では？と錯覚するほど日本語だらけ

しかし、こういう日本人街には日本人ばかりかと思うと、意外にもそうではありません。特に日本食はタイ人の間でも大人気で、日本人が日本で日本食だけではなく、たまにフランス料理、イタリア料理を食べる様な感覚でしょうか。日本食レストランで私一人日本人、他は全てタイ人と言う事も珍しくありません。

親日に関する考察

また、タイ人の着る服、車のステッカーなどには、日本の国旗や日本語が意味不明にもかかわらずよく使われています。日本人なら、星条旗やユニオンジャック、英語の意味不明なTシャツを着たりしますが、同じ様な感覚でしょう。

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バスのデコレーションに日本の国旗。※日本での国旗を掲げる危ない車ではありません

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車のデコレーションに日本語が本当に多い、しかし「ハワー炸裂つ！」…　※パワーでなくハワー

また、戦時中の日本軍人とタイ市民は当初、敵対的関係だったが徐々に恋愛するという、「クーカム」という伝統的なドラマ（映画）が昔から今でも人気で、タイ人なら誰でも知っており、親日に大きく影響を与えているとも言われます。
とにかく、日本人の性格は「相手に好かれると、その相手が好きになる」。ほとんどの日本人も親タイである理由が、タイに住んでみて良く分かります。

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左：ドラマのポスター　右：今年の映画化ポスター
その時代時代の代表的なタイ人の俳優／女優で何度もリメイクされている